先日、mina perhonen の刺繍すべてを担う、「神奈川レース」さんへ、同行させて頂く機会があり、見学に行ってきました。
mina の初めての生地、ホシハナからずっと続いているそうです。
私も綺麗なホシハナのワンピースが入荷した時の事、今でも覚えていて、一層ワクワクしていました。
都内を出ると少しずつヒンヤリとしてきて、爽やかな風、避暑地にでも向かっている様なワクワクする空気、迫ってくる様な緑の山々、心地よい風景を楽しみながら向かいました。
工場さんを見せて頂くのは初めてで、驚きの連続でした。
丁度、幾つかのテキスタイルを見る事が出来ました、海外で作っている椅子の為のテキスタイル、タンバリンの生地、ひと針ひと針、一斉に沢山の針が規則正しく打たれていく大きな大きな刺繍機械、大きな音、そして出来上がっていく刺繍は優しい表情のタンバリンたち、一刺しごとに大きな堅い音を立てているのに、柄はとっても優しい表情豊かな模様たち、機械の大きさにびっくりし、表情豊かな柄を作り手の希望通りに表現する為の作業に目を丸くして、刺し終わってからの厳しいチェックと補修、思っていたよりとっても細かく繊細な作業に見入ってしまい、とっても素晴らしいお仕事を見せて頂きました!
もう次の春夏シーズンの打ち合わせも始まっていて、大変な仕事なのに新たに向きあう新柄への期待感、皆さんの笑顔がいっぱい。
1つ1つの生地の柄に込められた愛情と、作り上げて行く作業の中での苦労も経て、満足のいく完成があってのパワーと笑顔なんだろうな〜っと解った気がしました! mina のテキスタイルが素敵な訳ですね!
先日、朝日新聞の夕刊でも紹介されていました、ご覧になってみて下さい。(6/23,24と夕刊で掲載されています。)
mina 発祥の地、八王子にも立ち寄り、この一日、思い出深い、楽しい時間を過ごすことが出来ました。
もうすぐ、こうして出来上がってきた、思いの詰まった秋冬のテキスタイルが作品になってお店にやってくる日がいっそう楽しみです!
素敵なお仕事見てきました。
2008.06.29